続いて「IIJmioギガプランへの道のり」と題して、IIJの執行役員兼MVNO事業部長である矢吹重雄氏がプレゼンテーションを行った。
矢吹氏によると、IIJの精神として「自分たちの使いたいと思うサービス」というものがある。例えばIIJmioの特徴の一つであるファミリーシェアは、IIJの佐々木太志氏が三人家族なのでSIMを3枚使えるようなサービスを始めたことを挙げ、ギガプランにおいてもこの精神を元に「シンプルである」「自由度が高い」サービスを作っていることをアピールした。
また、MVNOがSIMカード型契約全体の10.1%を占め、IIJはさらにその14%と、市場シェア全体としては約1%を得てはいるものの、まだまだサービスを知らない人が多いことを挙げ、知名度の向上と、安心感の提供が必要だと分析した。
また、音声通話においてはこれ以上の大きな需要が見込めないゼロサムゲームであるのに対して、データ通信分野にはIoTをはじめ今後もデバイスの増加が見込めるとし、特に法人向けにローカル5Gなども含めた新領域での展開を進めていくとした。