Bloombergなどのメディアは、Appleが高音質のヘッドフォンへの参入を伝えている。それらによれば、ノイズキャンセリングや防水仕様などの機能を加え、AirPodsよりも高い価格設定されるだろうとのことだ。

ここ数年、Beatsブランドも含め、ワイヤレス機能にフォーカスして製品開発が進められてきたが、ここで少し流れが変わるのかもしれない。

  • Apple Infinite Loopの2017年1月のアベニューは、Apple Music特集として、AirPodsやBeatsのワイヤレス製品が展示されていた

既存のAirPodsについても、進化の方向性が見えてきている。例えば、「Hey Siri」への対応だ。現在AirPodsを2回タップしなければ、Siriを起動できないが、iPhoneやApple Watchでは「Hey Siri」というフレーズでSiriに命令を与えられる。

AirPodsのHey Siri対応には、相応の待ち受けのための電力が必要になり、チップの省電力化が必要となるだろう。また、本人以外の声で反応しないようにするための対応をなんらかの形で施さなければならない。そのため、新しいワイヤレスチップ(次はW3?)の搭載や、より大きなバッテリーを搭載できるモデルの登場が待たれることになる。