AirPodsのイヤーパッド部分は、AppleがiPhoneに付属させてきたヘッドホン「EarPods」と全く同じ形状をしており、多くの人々にフィットしやすいデザインを採用している。EarPodsのイヤーパッド部よりも軸の部分が太くなっており、ここにバッテリーやモーションセンサー、マイクなどが内蔵されて、左右独立して動作するのだ。

バッテリーを内蔵したケースで充電できる

ケースはバッテリーを内蔵しており、AirPods左右それぞれで5時間再生、そのバッテリーを用いて充電すれば合計24時間の音楽再生を楽しめる。これまでのBluetoothオーディオと比較して、充電の頻度やその手間も少ない。使いたいのに電池がないといった場面を回避でき、ワイヤレスオーディオを身近にしてくれる。

左右とも、片方だけ利用することも可能で、例えば片耳だけに装着して通話をする、左右分け合って2人で音楽を共有する、といった使い方もでき、自由度が高い。

また、複数のデバイスでAirPodsを使う際のペアリングや接続機器の切り替えも大きく改善されている。AirPodsに限らずBeats製品にも採用されたW1チップは、同じApple IDでログインするiPhoneやiPad、Macなどでペアリング情報を共有するため、どれか1つのデバイスとペアリングすれば、他のデバイスでのペアリング設定は不要だ。