――山崎さんが先ほど、撃はキュウレンジャーにいないキャラクターだとおっしゃいましたが、熱い感情を全身で現し、無鉄砲でがむしゃらな撃と、感情表現をする術こそ持たないものの、内面に繊細な感情を秘めているナーガとでは、まさに真逆の個性でいいコンビネーションとなりましたね。

石垣:やることなすことメチャクチャな撃と一緒にいることで、今までと違うナーガの別な一面が見られたらいいなって思いました。

山崎:撃とナーガが争う場面などで、そんなところが見られるかもしれません。

――お2人とも、共演にあたってそれぞれの出演された作品をご覧になったりしましたか?

石垣:ナーガのことを詳しく知るため、撮影に入る前『超スーパーヒーロー大戦』を観ました。

山崎:ありがとうございます。いかがでしたか?

石垣:とてもよかったよ! 感情のないはずのナーガが子どものことを思って涙を流す、あの映画は山崎くんのおかげでいい映画になったと思いました。

山崎:うれしいです。僕は今回の撮影が終わったあと『スペース・スクワッド』を観ました。とにかく撃がすごく熱いストーリーで、共演する前に観ておきたかった!と悔しい思いでしたよ。

石垣:ああいうの、やってみたいでしょう。男同士の熱き友情!みたいな芝居も。

山崎:憧れます! ナーガとはまったく違う、自分で突っ走るタイプのキャラクターは他の人にいろいろなアクションを起こさせるという強みがありますよね。

石垣:でも、突っ走るタイプも疲れるんだよ(笑)。

山崎:それは石垣さんを見ていたらわかります(笑)。