――山崎さんとしては、石垣さんからいきなり予想外のアクションが来たら、ビックリしてしまいますね。
山崎:でも石垣さんがそういうパスをくれると、それを受けて自分もアドリブで返さないと失礼になりますからね。
石垣:ときどき、キラーパスすることもあるからなあ(笑)。
山崎:コワッ!!(笑) でも、先輩俳優の石垣さんと共演することができて、得るものがたくさんありました。「うわ、こういった演技をされるんだな」とか、学ぶことが多かったです。自分の出番が終わった後でも、石垣さんの芝居を見学していました。
石垣:ありがとう!
山崎:十文字撃という人物は、『キュウレンジャー』にはいないタイプのキャラクターですから、すごく刺激を受けました。
石垣:俺自身は、『キュウレンジャー』の新メンバーとしてレギュラー入りするつもりでやっていましたからね。ただ、次回の撮影には呼ばれなかったけれど(笑)。
――石垣さんは『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』(2012年)公開時に『特命戦隊ゴーバスターズ』(第31、32話)にゲスト出演された経験がありますが、ふたたび「スーパー戦隊」と共演されたご感想はいかがですか?
石垣:俺としては『ゴーバスターズ』のときよりも濃密な印象がありますね。コンバットスーツではなく、撃としての出番が多く、ナーガやラッキーともアクションシーンで絡んでいます。撃、ナーガ、ラッキーの3人でドラマを作り、最後にデカレッド=バンがやってきて敵と戦うって流れが気に入っています。