高橋:Vシネマ『スペクター』は、テレビ本編の最終回でアラン、マコト、カノンが眼魔世界へ行った後の物語。メインになるのはマコトですけれど、アランの物語でもあります。
上堀内:こちらが一歩油断すると、タイトルが『仮面ライダーネクロム』になってもおかしくないような内容になっています。『ゴースト』の物語がこのVシネマでいったんの区切りを迎えるにあたって、改めて痛感したのは『アラン英雄伝』が僕らの道しるべだったんだな、ということです。
磯村:『アラン英雄伝』のラストシーンがあったからこそのセリフが、Vシネマ『スペクター』でありましたからね。
上堀内:突き詰めると、アランが一番人間くさくなってくれた、成長してくれたキャラクターですね。
磯村:アランは最初があんな感じでしたから、徐々に人間味を出していき、みんなの側へと降りていこうという気持ちになりました。やはりフミ婆と出会って心を通わせた、ああいう経験ができたからこそだと思います。
上堀内:大方さんのお芝居はしみじみとしていて、感動しますよね。ご本人を見ただけで、うるっと来ちゃいます。
高橋:大方さん、思わず抱きしめたくなるくらい可愛い方なんですよ。
磯村:改めて、今回『アラン英雄伝』を劇場の大きなスクリーンで上映できたことを嬉しく思います。ずっと願い続けてきた夢でしたからね。この場に僕が、アランとして立たせていただけたことも、本当に嬉しいです。ちなみに、相方の山本涼介(マコト役)からメッセージがあるので、お伝えします。「4月19日にVシネマ・仮面ライダースペクターが発売されます。みなさん買ってください」とのことです! これからも『仮面ライダーゴースト』とキャストのみんな、そして「仮面ライダー」を応援してください!