筆者は自身のブログで、2017年にAppleが電源回りの整理に乗り出してほしい、という記事を掲載した。
ワイヤレス充電への対応が注目されるが、充電ケーブルを使っての充電スピードを見直すことは、iPhoneの使い勝手に大きく影響を与えてくれるのではないか、と考えている。
12.9インチ iPad Proは、これまでにない大容量のバッテリーを搭載していることもあり、MacBookに付属するUSB-C充電アダプタを用いることで、急速充電をサポートする仕様となっている。iPad Proに付属する12Wの充電アダプタを用いると0%から80%までおよそ3.5時間かかるところを、29W充電アダプタでは1時間半で済む。
急速充電を行う為にはUSB-C - Lightingケーブルを購入する必要があるが、充電スピードが飛躍的に向上するため、12.9インチのiPad Proユーザーにはぜひともおすすめしたいオプションだ。
しかし9.7インチモデルのiPad Proでは、この急速充電が利用できないし、iPhoneシリーズでもサポートしていない。付属する充電器を変えないまでも、USB-C充電器を用いた急速充電は、ぜひあらゆるiPadのモデルとiPhoneでサポートして欲しい機能である。