PCMark 8 v2.7.613(内蔵GPU)

PCMarkの結果も、Discrete GPUのときと傾向的は変わらない。ほとんどのテストに3Dレンダリングが入っている関係で、Discrete GPUと比べて、総合スコアは自体は下がっているのだが、KabyLakeの値がSkylakeをわずかに上回るという結果になった。

面白いのはOffice 2017で、傾向はともかくとして絶対的なスコアはむしろ上がっている形だ。先ほどと同様にOffice 2017のテストの結果を示すと

アプリケーション Skylake KabyLake
Excel 0.73611 0.74180
PowerPoint 2.63552 2.52722
Word 0.73285 0.75004
3. (単位はいずれもsec)

となっている。Excelでは0.1秒未満の差だが、Wordでは0.1秒程度、PowerPointでは0.4秒前後、処理時間が減っている。やはりPCI Express経由で外部のGPUにリクエストを出すより、内蔵GPUの方が処理発行→完了までの時間が短縮できるのが大きな要因なのであろうと考えられる。