一通りこなせるバランス良しのスタンダードノート

Kabylake世代のIntel Core i7を搭載し、8GBのメモリに2TBのHDD、ブルーレイディスクドライブの搭載など、総合的にバランスのとれたノートPCだ。仕事にもAV用途にも十分使えるし、3Dゲームも設定次第でそこそこ快適にプレイできる。USBも合計で3ポート(内USB 3.0×2基)あるので、万能的に使えるノートPCといえるだろう。

SSDに慣れているとHDDの遅さが気になるが、容量が多いほうが何かと便利ではある。繰り返しになるが、ストレージについては熟考したほうがよい。New Inspiron 15 5000のラインナップには、256GB SSDモデルも用意されている。

今回は価格で判断したシリーズ最上位モデルを取り上げたが、119,980円(税別)という直販価格は、スペックを考えると上々のコストパフォーマンスだ。用途を限定せず、汎用性を重視してノートPCを選びたいユーザーにおすすめしたい。

■試用機の主な仕様
製品名 New Inspiron 15 5000
直販価格 119,980円(税別)
OS Windows 10 Home 64bit
CPU Intel Core i7-7500U(2.7GHz)
メモリ DDR4-2,400MHz 8GB(最大16GB)
グラフィックス Intel HD Graphics 620(CPU内蔵)
ストレージ 2TB HDD
光学ドライブ BDドライブ
ディスプレイ 15.6型フルHD(1,920×1,080ドット)、光沢
タッチパネル
有線LAN 100BASE-TX
無線LAN IEEE802.11ac/a/b/g/n
Bluetooth Bluetooth 4.2
主なインタフェース ヘッドホン/マイクコンボ、USB 3.0×2基、USB 2.0×2基、
HDMI、SDXCメモリーカードスロット
本体サイズ/重量 約W390×D259×H23.3mm / 約2.32kg