各種ベンチマークテストの結果を簡単に紹介する。基本スペックを改めてまとめると、CPUがIntel Core i7-7500U(2.70GHz)、メモリがDDR4-2400 8GB、ストレージが2TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 620(CPU内蔵)だ。
まずはWindows PowerShellから実行した、Windowsエクスペリエンスインデックス(Windowsシステム評価ツール、WinSAT)。結果は、CPUScore「7.6」、DiskScore「5.9」、GraphicsScore「5」、MemoryScore「7.9」だった。
ストレージ性能を計測する「CrystalDiskMark 5.2.0」では、搭載ストレージがHDDということで、シーケンシャルリード/ライトはともかく、やはり4Kランダムリード/ライトのスコアが低い。SSDに慣れていると、体感的にも遅い印象だ。速度より容量を優先、というコンセプトは理解できるので、購入を検討するときの重要なポイントになる。
バッテリ駆動時間を計測するBBenchは、液晶ディスプレイの明るさを50%、無線LANオン、電源プランを「DELL(アクティブ)」にして実行。BBench側は、10秒ごとにキー入力、60秒ごとにWeb巡回という設定だ。バッテリの残り5%まで動作させた最終結果は、3時間54分28秒だった。宅内でちょっと持ち運んで使う分には十分だろう。
「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.4K」は、1,280×720ドット・標準品質でスコア「5990」、評価は「快適」。1,920×1,080ドット・標準品質ではスコア「3283」の「普通」。1,920×1,080ドット・最高品質ではスコア「2601」の「やや重い」だった。フルHD解像度でも品質を落とせば、「ドラクエX」クラスの比較的軽いゲームなら十分プレイできる。