「New Inspiron 15 5000」の本体カラーは、ホワイト、ブラック、ネイビーの3色が選べる(モデルによってはホワイトのみ。試用機はネイビー)。天板は光沢タイプで、「DELL」のロゴをシルバーで刻印している。

天板の光沢はかなりの美しさ。DELLのロゴも輝く

側面から底面にかけては、つや消しの"なし地"加工を施し、四隅や各辺のエッジは角を丸めたラウンドデザイン。手前にはくぼみが設けられており、ここに指をかけることで液晶を開けやすくなっている。

パームレスト面はヘアライン加工を施したメタリック調だ。タッチパッドはクリックボタンを内蔵するタイプで、大きめの面積を確保している。タッチパッドの感度も良好で、二本指を滑らすことで上下左右にスクロールできるなど、ジェスチャー機能も使いやすい。

前面にはくぼみがあり、液晶を閉じていても指をかけやすく、開くときの助けになる。充電状態を示すLEDもここにある

キーボードはテンキー付きのフルサイズ仕様だ。キーピッチは実測で19mmほど。アイソレーションタイプになっており、キートップの縦横サイズは約15mm(Enterなどを除く)だった。キーストロークは浅めの印象だが、押下の感触はよい。

Fnキーとファンクションキーを組み合わせることで、画面の明るさやボリューム調整を行う。初期状態ではファンクションキーだけでそれらの機能が働く設定で、これは日本語変換時、ファンクションキーを多用する人にとって影響が大きい。一般的なファンクションキーの機能にするには、コントロールパネルの中にある「Windowsモビリティセンター」で設定を切り替える。

メタルな質感と高級感が違う。触った感触も程よくクール。指紋も付きにくく熱くならないので、心地よくタイピングできる

Fnキーを押した状態でマルチメディアキーが働くようにするには、「Windows モビリティセンター」のファンクションキーの設定を変える必要がある。タッチパッドのオン/オフも設定可能