主力となるハイエンドノートについてAppleは、Retinaディスプレイを搭載した2012年モデルからマイナーチェンジに止める更新しか行ってこなかった。4年ぶりに刷新したMacBook Proは、ボディからデザインし直したモデルとなる。今回は13インチが2機種、15インチが1機種登場する。全てに共通するのは、第6世代Intel Core i5/i7プロセッサ(Skylake)、色再現やコントラストを67%も高めた新しいTure Tone対応のRetinaディスプレイ、第2世代バタフライキーボード、大型化されたForce Touchトラックパッド、新しいスピーカーシステム、排熱システム、そしてThunderbolt 3ポートの搭載だ。

新MacBook Proのプレゼンテーションは上級副社長のフィル・シラーが担当

ファンクションキーに代わり搭載されるTouch Bar

13インチモデルは14.9mm、15インチモデルは15.5mmと薄型化が進み、それぞれ1.37kgと1.83kgと軽量化も進んでいる。加えて、ディスプレイのベゼルが小さくなったことから、本体自体のサイズも一回り小さくなった。13インチの上位モデルと15インチモデルには、これまでのボタン式のファンクションキーに代わり、Touch Barと呼ばれる有機ELのマルチタッチRetinaディスプレイとTouch IDを搭載したインターフェイスが追加された。加えて、15インチモデルはAMDのグラフィックスが搭載される。