「hello again」2つ目のトピックは、Apple TVだ。2015年9月にSiriをサポートした第4世代となるApple TVをリリースし、「テレビの未来はアプリ」であると宣言した。それから1年が経ち、Apple TV向けのアプリは8,000本を数えるようになり、ショッピングやヨガなどのスポーツ、幼児教育などのアプリが揃うようになった。また2,000本ものゲームが配信され、若年層のキラーアプリとも言える「マインクラフト」が登場することが明らかになった。
Appleが今回フォーカスしたのは、ビデオ配信アプリだ。すでに1,600ものアプリが用意されており、これらを快適に視聴する方法が必要になってきた。そこで、Appleは「TV」アプリをリリースしたというわけだ。TVアプリはストリーミングやライブ配信のテレビ番組表とライブラリのような役割を果たし、アプリごとに分かれている配信番組を一覧したり、Siriによる検索を行うことができる仕組みだ。ライブ配信の番組についても注目しており、スポーツ中継やイベントなどは、新たに配信されるTwitterアプリと組み合わせて、大画面でモダンなテレビの楽しみ方を実現するできるようになった。