この後、富士通コネクテッドテクノロジーズ 執行役員の林田健氏が登壇して製品の詳細を説明した。

16年冬春モデルのフラッグシップ機arrows NX F-01Jは音質へのこだわりのほか、堅牢・耐久性も追求している。「SOLID SHIELD」と呼ばれる構造により、曲がりにくさを強化、曲げや歪みへの耐久力を向上させた。また、画面を保護するためディスプレイ周りに高硬度のアルミ合金を採用。これに加え、厚み0.7mmのコーニングGorilla Glass3を採用している。同端末は1.5mの高さから26方向の角度をつけて落下させる耐久試験にもパスするタフネスさを実現したという。

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arrows NX F-01Jの堅牢・耐久性について語る、富士通コネクテッドテクノロジーズ 執行役員の林田健氏(左)。会場には、ハイヒールで踏んで強さを確かめる来場者の姿も(右)

このほか、新・虹彩カメラの搭載により屋外認証率は約2倍に向上、認証可能距離は約5cmも拡張された(従来製品F-02Hとの比較)。また、Microsoftの公式Officeアプリをプリインストールするなど、プライベートでもビジネスでも便利に利用できる端末となっている。

新・虹彩カメラの搭載により屋外認証率は約2倍に向上した(左)。Microsoftの公式Officeアプリをプリインストールする(右)

カラーはカッパー、ホワイト、ブラックの3色。外装も新デザインへ変更した。背面はざらついた金属感ある塗装が施され、側面は中央で素材を半分に分けたようなデザインとなっている。内部は独自の新構造「SOLID SHIELD」で組み立て、両サイドとトップには高耐久の7000シリーズアルミニウムを採用した