すべてのドライブには意味がある ~NASにはNAS専用のHDDを~
ウエスタンデジタルジャパンのセッションでは、サンディスクの買収などによって総合ストレージ・ソリューションプロバイダーとなった新生ウエスタンデジタルを紹介したのち、車でもセダンやスポーツカーがあるように、HDDでも目的に合わせた製品があるということを解説。
NAS向けHDDの「WD Red」に関しては、基本的に24時間連続稼働を前提としており、さらにRAID構成で複数のHDDを動かすことを想定したファームウェア「NASware 3.0」を搭載。さらにWD HDDの隠れたメリットとして、各種の無償ツールを挙げる。例えば、Acronis True Image WD Editionは、引っ越し元か引っ越し先のHDDがWD製に限るという制限付きながら、定評あるバックアップソフトがタダで使える利点を述べていた。
ちなみに、現在の売れ筋はコストパフォーマンスの高い3TBのHDDだが、He(ヘリウム充填) HDDの8TBも人気を呼んでいるという。