Pepperが「買い物」をサポート!?

ソフトバンクでは、「買い物」「ポイント」「病院」「健康」の4つの観点から日常生活をサポートする新サービスを順次開始していく。まずは、買い物を便利にするサービスとして「スマートログイン」を提供。これは買い物、メール、ナビ、そのほかのサービスで面倒なログイン作業が不要になるものだ。なお8日よりYahoo!ショッピング、およびすべてのYahoo! JAPANのサイトでスマートログインが利用可能になった。「ソフトバンクまとめて支払い」に対応したショップも拡大中とのこと。

「買い物」「ポイント」「病院」「健康」の4つの観点から日常生活をサポートする新サービスを提供していく。すべてのYahoo! JAPANのサイトでスマートログインが利用可能に

このほか、モバイルeコマース革命の一環として「らくらく通販アプリ」を11月下旬にスタートさせる。宮内社長は「シニアの方にとって、水、米、トイレットペーパーなど、大きい物、重い物を購入するのは大変なこと。地方では高齢化が進んでおり、商店街には閉店が相次いでいる地域もある」と話し、同サービスを提供する意義を強調した。

「らくらく通販アプリ」を11月下旬にスタート

2016年3月には、Pepperを使ったショッピングサービスを提供する。Pepperに「いつもの水を買っておいて」などと声をかけることで、注文を確定させるという。舞台上では実際にデモが行われた。宮内社長が「観葉植物を買いたい」と声をかけると、Pepperは「以前、奥さんはゴムの木を買っていました。そちらの商品を購入した人は、パキラにも興味を持っています。90cmくらいに成長する木です」などと応答。

会話を通じて商品の説明、関連商品の紹介を進めていった。最後には、宮内社長の求めに応じて注文を確定、「それでは買っておきます。注文を完了しました。明日、届く予定です」と応答した。なお、Pepperが勝手に色々な物を買ってしまう心配はないという。

Pepperを使ったショッピングサービスは2016年3月に開始予定