機材とテスト環境の紹介

それではテスト機材を紹介したい。今回はGIGABYTEのGeForce GTX 950搭載カード「GV-N950WF2OC-2GD」を使ってテストを行った。カード長は約200mmで比較的コンパクトなサイズ。冷却には2連の80mmファンを搭載したWINDFORCE 2Xを採用する。

冷却には2連の80mmファンを搭載したWINDFORCE 2Xを採用する

カード背面。コンパクトな基板であることが分かる

メモリはSAMSUNGの「K4G41325FC-HC28」

補助電源コネクタは6ピン×1

補助電源コネクタは6ピン×1で、映像出力インタフェースはDual Link DVI-I×1、DVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×1。

映像出力インタフェースはDual Link DVI-I×1、DVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×1

HDMIとDisplayPortは金メッキ仕様

動作クロックはベースが1102MHz、ブーストが1279MHzとリファレンスから引き上げられている。テストに当たって、リファレンス程度までクロックを調整することも考えたが、GeForce GTX 950では、オーバークロック仕様の製品が中心となることが予想されるため、そのままの状態とした。

GPU-Zでの表示

対する比較用機材として、GeForce GTX 650とRadeon R7 265を用意した。本来であれば競合となるRadeon R7 370を用意すべきだが、機材の調整が付かなかった。そこでスペックが近いRadeon R7 265を選んでいる。下の表がテスト環境をまとめたものである。

■今回のテスト環境
GPU GeForce GTX 950 GeForce GTX 650 Radeon R7 265
グラフィックスカード GV-N950WF2OC-2GD EVGA GeForce GTX 650 1GB EVGA GeForce GTX 650 1GB
GPUドライバ GeForce 355.65 Catalyst 15.7.1
CPU Intel Core i7-4770K
M/B ASUS Z97-DELUXE(Intel Z97 Express)
RAM Kingston KHX14400D3K2 4GB×2枚
Storage Samsung SSD 840 250GB
Power ANTEC TruePower Quattro 1000W 80 PLUS
OS Windows 8.1 Pro 64bit