さらばニューヨーク、いざサンフランシスコへ

H氏が指さす方向を見ると、なるほど自由の女神の横顔が見えた。へぇ、あれがリバティ・アイランドですか。自由の女神って、案外小さいんですねぇ。

橋上から自由の女神が見えた。よく見れば確かに大きい

なお、距離のせいかこのときは小さく感じたが、自由の女神は台座からたいまつ先端まで含めると実に93メートルの高さがあり、決して小さいとはいえない。

まだ風がおとなしい午前中とはいえ、川の上を吹き抜ける風は冷たく、容赦なく体温を奪っていく。すれ違う観光客もカップルばっかりだし、もう帰りたい!

H氏「あと、この下に『Jane's Carousel』(ジェーンズ・カルーセル)というメリーゴーラウンドがあるそうです……。あ、あれですね。メリーゴーラウンドの外側の建物は、世界的に有名な建築家ジャン・ヌーベル氏の設計だそうですよ」

さすが吉田さん。おかげでニューヨーク編は、インテリジェンスな香り漂うページになりそうですね(笑)。ところでH氏、何か重要なことを忘れてません?

H氏「……あっ! 時計、時計の時刻を合わせないと!!」

【動画】CASIO EQB-510 現地時刻同期 in アメリカ・ニューヨーク(音声が流れますのでご注意ください)

【動画】CASIO OCW-G1000 GPS時刻受信 in アメリカ・ニューヨーク(音声が流れますのでご注意ください)

下から見たブルックリン橋

ジェーンズ・カルーセルは、ブルックリン橋のすぐ下にある

建物の中は暖かそう。今考えれば、中に入ってみれば良かった

中のメリーゴーラウンドは、1922年製のビンテージ。これを購入して修復したのがジェーン・ワレンスカさんなのだとか

某ドーナツ・チェーンのキャンペーン・ポスター。ドーナツのせいでまったくわからないが、「ブルックリン・メリーゴーランド」とはこれのことだったのだ

マンハッタン橋からブルックリン橋までのパノラマ

ブルックリン橋のたもとから望むマンハッタン

近くのカフェで注文したホットドッグ、4ドル。為替を差し引いても、ニューヨークは東京より遙かに物価が高い

こうして、ニューヨークでのミッションを無事遂行した我々は、再びタクシーでジョン・F・ケネディ国際空港へと向かった。そして日本に帰ったのだった。おしまい。

H氏「ダメですよ、勝手に終わらせちゃ。まだ、サンフランシスコがあるんですから。はい、時計のワールドタイムをサンフランシスコ時刻に合わせますよ!」

【動画】CASIO EQB-510 サンフランシスコ時刻合わせ in ニューヨーク・JFK空港(音声が流れますのでご注意ください)

【動画】CASIO OCW-G1000 サンフランシスコ時刻合わせ in ニューヨーク・JFK空港(音声が流れますのでご注意ください)

さぁ、泣いても笑っても次回が最終回。サンフランシスコ編をお楽しみに!!

我々が乗り込むアメリカン航空機。いざ、サンフランシスコへ!