かといって、サードパーティや個人の開発者が参入するには、全体の規模が小さすぎて、やはり優先度が低く、自ずとアプリ数は限られてしまう。
バックグラウンド動作が認められていないため、一昔前のiOSのようで、その分、バッテリの保ちはAndroidよりはいい印象だが、DropboxやOneDriveのアップロードもアプリを開いている間でないと動作しないあたりは、ちょっと不便ではある。
もちろん、OfficeとしてWord、Excel、PowerPointは搭載されている。最近のマイクロソフトはプラットフォームを問わない方向性のため、すでにiOSやAndroid向けにもOfficeは提供されており、WPだけの特権ではない。その意味では、WPを選ぶ必然性は薄いが、それでも、マウス・コンピュータではWPが法人向け要望が高いとしており、特にポリシーなどセキュリティ面でWPが求められている、としている。
セキュリティ面で選んで、必要なそのほかの機能が使えないのでは意味がない。その意味では、当然ながらきちんとOfficeをカバーしているのは大事なポイントだろう。