独自のUIで快適動作

WP 8.1は、スタート画面のタイル表示が特徴的なUI。WP7時代から継続しているUIで、iOSやAndroidとも異なり、縦方向に伸びるホーム画面になっている。アイコン(タイル)は大きく、アプリの設計によってはタイルに最新情報が表示されるライブタイルに対応する。

タイルUIによるスタート画面。Windows 8からはPC向けにも導入されたが、あまり好評とは言えなかった。スマートフォンとしては使いやすいUIだと思う

タイルのサイズは大、中、小の3段階でサイズ変更でき、好みの配置に移動できる。auのAndroidスマートフォン「INFOBAR A03」あたりのUIも似ているが、もともとはWPが最初に採用したUIだ。タイルはデフォルトのアプリ以外は登録されておらず、自分で指定したアプリをタイルにピン留めする形なので、よく使うアプリを登録しておくと混乱しないで済む。

タイルのサイズは、右下の矢印アイコンをタッチして3段階に変更可能。右上のアイコンはスタート画面のピン留めを解除する

WP8.1 Updateでは、このスタート画面にフォルダを作成することができるようになったので、整理しやすくなったのはいい。

フォルダを開いたところ。複数のアプリを1つのタイル内におさめられる

そこから左にフリックすると、インストールされているすべてのアプリが表示される。アプリ名がひらがな・カタカナなら50音順に並び、その次に漢字のアプリ名がひとまとめにされ、続いて英語のアプリ名がAから順に並ぶ。

すべてのアプリを表示したところ

たくさんのアプリをインストールするとひたすら縦に長くなり、スクロールも大変だが、ア行や「A」で始まるアプリといった具合に区切られており、その区分文字をタップすると、それぞれの文字にジャンプできる機能もある。アプリ名が分かっていれば普段使わないアプリも探しやすいUIだ。もちろん、アプリ名からの検索機能も備えている。

アプリは名前順に区切られ、区切りに一度にジャンプする機能も搭載している