パナソニックの「Let'snote RZ4」は、重量約745gの超軽量ボディが魅力の10.1型2-in-1ノートPCだ。CPUには省電力性能の高いIntel Core M-5Y31(0.9GHz) を採用し、約10時間(JEITA2.0)の長時間駆動を実現している。
今回は合計5種類ある「Let'snote RZ4」シリーズのなかから最上位モデルとなる「CF-RZ4JDMBR」を使って、各部の使い勝手や実際の性能について検証したい。
■主な仕様 [製品名] Let'snote RZ4(CF-RZ4JDMBR) [CPU] Intel Core M-5Y31(0.9GHz) [メモリ] 8GB [グラフィックス] Intel HD Graphics 5300(CPU内蔵) [ストレージ] 256GB SATA SSD [光学ドライブ] なし [ディスプレイ] 10.1型ワイド液晶(1,920×1,200ドット) [OS] Windows 8.1 Pro Update 64bit [サイズ/重量] W250×D180.8×H19.5mm/約745g [店頭価格(税別)] 250,000円前後
とにかく軽い、ビックリするほど軽い!
今回のレビューのために「Let'snote RZ4」を実際に手にしてみたところ、筆者は思わず「軽っ!」と叫んでしまった。重量約745gのインパクトは、それほどまでに大きい(ボディは小さいのだが)。
タブレットとしても使えるコンバーチブル型の2-in-1ノートPCはたいてい1kg前後であることが多いのだが、「Let'snote RZ4」はその7割ほどでしかない。キーボードやインタフェース類をしっかり備えていることを考えれば、この軽さは驚きだ。
重量は公称値でわずか約745g。片手で楽々と持ち上げることができる。今回試用したのはブルー&カッパーのカラーリングを採用したモデルで、見た目のインパクトはなかなかのもの |
実際に重量を計測してみたところ749gだったが、それでも十分軽い |
本体のサイズはW250×D180.8×H19.5mmだ。フットプリント(接地面積)はB5用紙(W257×D182mm)よりわずかに大きい程度で非常にコンパクトなのだが、高さについてはそこそこの厚みがある。
Windows 8.1を搭載した10.1型ピュアタブレットの平均的な高さが9~10mm程度だとすれば、その2枚ぶんに相当する厚さだ。そのため見た目からは「重そう」というイメージがあるのだが、実際に手にしてみると中身が入っていないように思えるほど軽く感じるのだ。