デュアルエッジスクリーンで独自の機能

Galaxy S6 edgeは、ディスプレイの左右がカーブした特徴的なデュアルエッジスクリーンを搭載。既存のGALAXY Note Edgeは右端だけのカーブだったが、今度は両端になった。

側面が薄くなることでの見た目の薄型化に加え、左右どちらの手で持っていてもエッジスクリーンを利用しやすくなった。GALAXY Note Edgeとは用途が異なり、登録した5人までのアドレス帳に素早くアクセスできる「ピープルエッジ」機能が搭載された。エッジ部から中心に向けて指を滑らすと、ピープルエッジからすぐに電話などにアクセスできる。

側面からのスワイプで現れるピープルエッジ。不在着信などがある場合、その人に設定したカラーが表示され、すぐに返信ができる。ピープルエッジの表示位置は左右どちらも設定できる

対応するのはデフォルトの電話、メール、SMSの各アプリで、au版はキャリアメールアプリもサポートしているという。

エッジスクリーンの機能設定。伏せた状態で着信があると、設定されたカラーが光って、誰からの着信かが分かる。カラーは5人分の5色と、「それ以外」の1色、計6色。写真はブルーに点灯

同社によるグローバルの調査では、「よく連絡を取る人の数は4.2人」という結果だったらしく、そこから5人という数字にしたそうだ。個人的には、頻繁に電話やキャリアメール、SMSで連絡を取る人が5人もいるか、というと疑問はある。ピープルエッジに機能を限定したため、使われない機能になりそうな気もする。せめてSNSにも対応すると、もうちょっと使われるようになるかもしれない。