従来のイメージを変えるデザイン

国内モデルでは、NTTドコモのGalaxy S6がGold Platinum(ゴールド)、Black Sapphire(ブラック)、White Pearl(ホワイト)の3色、同Galaxy S6 edgeがGreen Emerald(グリーン)とGold Platinum、auのGalaxy S6 edgeがBlack Sapphire、White Pearl、Gold Platinumの3色というラインナップ。

カラーも美しく、さらにガラスの下に光学フィルムを挟み込んだことで、光が乱反射して角度によって色がさまざまに変化するのも面白い。この光学フィルムは、同社のテレビ事業部で使っていたものを見て採用したそうで、切り込みを入れるなど微細な加工をしたことで、さまざまに表情を変える見た目を実現したという。

実際、ボディを傾けると色が変わり、さまざまな光を反射する様子は、見た目のプレミアム感もあって良好な印象。これは写真では伝わりにくく、実際に見て欲しい。カラーによっては指紋の目立ちやすさは気になるが、防指紋コートによって指紋がつきにくく、ついてもぬぐい取りやすいらしく、確かに一拭きでキレイになるのも好印象だった。

角度を変えると色味が変化する

Galaxyシリーズでちょっとプラスチッキーで安っぽいという印象を持っている人であれば印象が変わりそうだ。

落下による破壊にも強くなったというGorilla Glass 4の採用で、従来よりも割れにくくなっているらしい。バッテリ位置が中心からずれているため、落下時に角から落ちるような構造にしているらしく、これも含めてなるべく壊れにくい設計にしているようだ。

気になった点と言えば、背面のカメラが飛び出している点。iPhone 6/6 Plusでもそうだったが、あまりいい印象はない。光学式手ブレ補正の搭載など、カメラ機能を強化した結果だと言うが、ちょっと残念なところだ。

背面カメラ。カメラが全体として大きく存在感があり、出っ張っている分、余計にそう感じる