「Akerun」を使ったホテルやオフィスのメリットとは
また発表会では、NTTドコモ・ベンチャーズ、不動産・住宅情報サイト「HOME'S」のネクスト、三井不動産といったパートナー企業による取り組みも紹介された。
NTTドコモ・ベンチャーズでは、栄藤稔代表取締役社長が「Akerun」を活用したスマートホテルシステム「39HOTELS」について説明。「Akerun」とアプリを使っての鍵の受け渡しをすることでフロントにてスタッフが待機する必要がなくなり、また、アプリを多言語対応することで海外からの利用客にも対応でき、ホテル業務の効率化が図ることができるという。
「Akerun」を使ったレンタルオフィスを提案しているのは三井不動産だ。ビルディング本部法人営業統括部の光村圭一郎主事は、「どこでもオフィス(仮称)」を検討していると説明。
この案は、同社が運営管理するオフィス物件に机や椅子、接続環境を用意して仕事ができる環境を整えた上で「Akerun」を導入することで、空室だった物件をちょっとした時間にすぐ利用できる仕事場所として活用できるというもの。仕事合間の立ち寄りや出張時の仕事場所はもちろん、光村主事は働くママのサテライトオフィスとしての活用を見込んでいるとのこと。