合鍵の手渡し必要なし! アプリで相手に権限を送るだけ

また「Akerun」の大きな特徴は、合鍵を手渡しする必要がないこと。ネットワークを介して相手に部屋の鍵の権限を送ることで、相手のスマートフォンで解錠できるようになる。

実際に合鍵を送るには、まずアプリ上から鍵の権限を送りたい相手をユーザーリストから選択。その後、LINEやメールといった受け渡し方法を選んでから送信すると、相手に「合鍵を送ります」という文言とユニークURLつきのメール・メッセージが送られ、相手がURLをクリックすると自動的に「Akerun」の画面に遷移し、合鍵の権限を獲得できる。

この機能では、合鍵が使用できる時間やワンタイムパスワードなど様々な設定が可能だ。家族、友達、恋人など家を利用する人に対しての利用はもちろん、ホテルやオフィスに導入することで鍵の受け渡しをすることなく、アプリの操作でチェックイン・チェックアウトの操作ができるようになっている。

また、合鍵が付与された「Guest」ユーザー以外は、アプリで入退室履歴がチェックできるようになっており、家族の外出や帰宅情報の確認といった見守りとしての用途も見込まれている。

相手にメール・メッセージを使って合鍵を送ることが可能

合鍵が使える時間も送る際に設定できる

部屋の所有・管理者は部屋の入退室履歴を確認できる