スワイプダウンして通知パネルを開き、さらにスワイプダウンするとクイック設定が現れる。フラッシュライトボタンとCastボタンが新たにクイック設定に加わった。
マルチタスク機能がオーバービュー(Overview)という名称になり、カードがタテにクルクルと回転するUIに変わった。上下にスクロールして使用したアプリをブラウズでき、左右のスワイプでリストから削除できる。またアプリ単位ではなく、例えばGmailのメッセージ作成などアプリ内で行ったタスクもマルチタスクで記録されるようになり、オーバービューから直接アクセスできるようになった。
スマートフォンやタブレットを使う上で、ユーザーが最も気にするのがバッテリーの保ち。Lollipopにはバッテリー消費を極力抑える「バッテリセーバー」が実装されている。また、充電時にロック画面やクイック設定パネルで満充電までの残り時間を確認できるようになった。
充電中はロック画面や、[設定]の[電池]でフル充電までにかかる時間を確認できる |
バッテリー残量が少なくなってきた時にバッテリー消費を抑えるバッテリーセーバー、電池残量15%または5%で切り替わるように設定できる |
Android端末ユーザーなら機種変更も簡単になる。Lollipop端末を初めて設定する時に最初に「タップ&ゴー」が出てくる。これはNFCまたはBluetoothで個人データや設定を転送するオプションで、新端末を旧端末にしばらく触れさせるだけで簡単に新端末への移行を完了できる。