ロック画面、通知機能、マルチタスクの便利さが向上

Android 5.0 Lollipopでは、ユーザーが毎日触れるロック画面と通知パネルがより便利に、そして機能的になった。

ロック画面には電話アプリとカメラアプリに直接アクセスできるボタンが追加され、通知が表示されるようになった。通知はダブルタップすると対応するアクションを起こせる。通知の表示はユーザーが柔軟にコントロールできる。設定でロック画面での通知の表示/非表示、プライベートな内容のみ非表示、さらにアプリごとの設定などが可能。また音量ボタンを押すと、通知を「すべて」「重要(重要な通知のみ)」「なし」に切り換えるパネルが現れる。「重要」と「なし」は、就寝時や集中したい時などに通知を制限する「Do not disturb (邪魔をしないで下さい)」機能だ。

ロック画面に通知表示、通知カードを長押しすると対応するアプリを確認でき、アプリによっては設定にアクセスする歯車ボタンも表示される。通知カードをダブルタップするとアプリが開く

ホーム画面などで上端から下にスワイプすると通知パネルが開く。通知はカード形式でタップするとアプリが開き、長押しすると対応するアプリの情報を確認できる

音量ボタンを押すと現れる音量スライダのパネルで、通知の設定も変更できる。「重要な通知のみ」と「なし」は「1時間のみ」というような時間設定も可能。また[設定]の[音声と通知]→[アプリの通知]で、アプリ単位で通知の優先度を上げたり、プライベートな内容を含むアプリに設定できる

電話がかかってきた時の表示、カード形式でシンプルながらコンパクトに必要な機能がまとまっている