ただ、5インチ以上のクラスでも、Xperia Z2は厚さ8.2mm、GALAXY S5は厚さ8.3mmとラインアップの中でも薄い。サイズが大きくても、薄型の端末は握りやすく感じることもある。また端末の端が角張っているのか、丸みを帯びているのかによっても、持ちやすさ、握り心地は変わってくる。

数字の上でのスペックは目安になるが、例えば実際に、全く同じ1ツイート分(140文字)を入力し比べてみると、違いが分かりやすくなるのではないだろうか。そのため、できるだけ多くの実機(ダミーではなく、電源が入り、利用する事ができる端末)が揃っている店頭で試したいところだ。

4.5インチディスプレイを備えるAndroid端末Motolora Moto G。背面は緩やかな曲面になっており、縁にかけて厚みがしぼられているため、最厚部が11mmであっても、握り心地は悪くない

iPhone 5sとMoto Gの比較。iPhoneの方が横幅が狭く薄いが、角に丸みがないため、サイズの割には握り心地が良いわけではない