KDDI田中社長、「価格競争ではなく価値訴求」へ - 新製品発表会レポ

MasterCardが使える場所ならすべて使え、電子マネーのように気軽に所有できるというメリットに加え、ポイントが貯まる点も特徴。利用方法は、au携帯電話の支払いと合算するauかんたん決済、auショップ、じぶん銀行、登録したクレジットカードといった手段でチャージを行い、後はクレジットカードと同じ支払いを行う。auかんたん決済ならオートチャージ機能もあり、残高不足を避けられる。

ポイントは、200円の利用につき1ポイントで、au通信料の支払いに使うと1000円で10ポイントが加算される。セブン-イレブンなどと提携し、ポイントアップキャンペーンも実施しており、期間中はセブン-イレブンで10倍の200円で10ポイント、マツモトキヨシで3倍の200円3ポイントなど、還元率がアップする。貯まったポイントは電子マネーとしてチャージできるので、次の支払いに活用できる。

田中社長は、「グッバイ、おサイフ！」とアピール。クレジットカードが使えるところならすべて電子マネーで支払いできるため、現金を持ち歩く必要がなくなるからで、田中社長は「スマートフォンケースのカード入れに入れてもらえれば」として、サイフを持ち歩かなくてすむ点を強調する。