CA対応基地局は、現時点でまだ少ないが、15年3月末までには2万局以上に拡大する計画だ。
さらに夏モデルではUQコミュニケーションズのWiMAX 2+にも対応。両方のネットワークに対応するため、電波状況や混雑状況を踏まえて最適なネットワークに接続することで、より繋がりやすいネットワークを実現できる。ハンドオーバーによってセッションが維持されるため、通信中にネットワークが切り替わっても接続は維持されるという。なお、LTEとWiMAX 2+は、端末上では区別されず、ユーザー側がネットワークを選択することもできない。通信容量は両方を足して7GBが上限となっている。CA、WiMAX 2+とも、利用する際に追加料金は不要だ。
WiMAX 2+のエリアは、現在東名阪が中心だが、15年3月末までにこちらも2万局に増やす予定で、対応エリアを順次拡大する。また、WiMAX 2+は「恐らく年度末には」(同)下り最大220Mbpsに増速。将来的には1Gbps超の速度を実現する計画だ。
田中社長は、「CAとWiMAX 2+で実効速度業界ナンバー1を目指す」とアピールしている。