新サービスの「au WALLET」は、プラスチックのリアルカードを発行し、チャージした電子マネーを使ってオンラインだけでなくリアル店舗の料金支払いにも利用できる電子マネーサービス。クレジットカードのMasterCardと提携しており、同ブランドが利用できる店舗やオンラインであれば、クレジットカードと同様に支払いが行える。
国内のクレジットカード決済市場は50兆円規模で、電子マネー決済は2兆円を超える規模に成長した。電子マネーは、1回の支払額が小さい代わりに、決済回数ではクレジットカードの3割に達しており、少額で頻繁に決済する手段として活用されている。
これまで、電子マネーはおサイフケータイで活用されていたが、機種変更時に手続きが煩雑などの問題があり、おサイフケータイ対応レジが必要、電子マネーサービスによって使えるところと使えないところがある、といった課題があった。
クレジットカードは多くの場所で利用できるが、特に若年層など、所有できない人もいた。
こうした課題を解決するため、「誰でも所有できる」「クレジットカードと同じように使える」というau WALLETサービスを提供する。