KDDIは8日、携帯電話の新製品発表会を開催し、2014年夏モデルと新サービス「au WALLET」の詳細を発表した。田中孝司社長は「新しいステージに向かっていかなければ行けない。その最初の発表会」と話し、さらなる事業拡大を図っていく考えだ。

田中孝司社長

KDDIは2004年2月に契約数が4,000万を突破したが、田中社長は「次はどうするのかという声がある」と言う。さらなる契約数の拡大のために、新たな展開が必要との認識で、それが「新しいステージ」だ。

契約数4,000万突破で、新たなユーザー獲得の施策が必要

ネットワークは携帯3社がLTEを提供し、端末は3社がiPhoneを取り扱うという状況で、「みんな同じという声を聞く」(田中社長)。田中社長は「同質性」と表現し、この中でauとして「期待を超える価値を提供」(同)していきたい考えで、「価格競争ではなく価値訴求」(同)を目指していく。

これを実現するために、6つの側面から「auの新たな価値を提案していきたい」と田中社長。

6つの側面から「新しいステージ」を目指す