Windows Phone 8.1でシェア拡大目指す

Windows Phone 8.1は、現在のWindows Phone 8.0からのアップグレード版が5月より提供される予定で、今後登場予定のWindows Phoneにプレインストールされる。マイクロソフトは今回のBuildで、9インチ以下の「スマートフォン」、「タブレット」のライセンス料をゼロにすることを発表している。

そうなると、ほとんどのスマートフォンはこれに該当するため、今後は、Windows Phoneのコストが下がることになる。製品価格が下がるのか、下がったコストを機能追加(たとえばNFCを搭載する)や性能強化(SoCを高速なものにする、LTE対応するなど)になるのかは、わからないが、同様の価格ならより高性能に、同等の性能ならば、低価格になることが想像される。

Windows Phone 8.xでも操作感は低価格機種でも悪くはなく、8.1でもこれは維持されている感じだ。Windows Universal Appsやコルタナといった「武器」を持ち、ノキアの端末部門買収で自社ハードウェアを販売するマイクロソフトは先行するアンドロイドやiOSに挑むことになる。これに対して、グーグルやアップルがどのような対応をするのかが気になるところだ。