重量はスタイラスペン込みで350g。スタイラスの重量を計測してみたところ9gだったので、本体の重量は341g程度だろう。実際に本体の重量を計測してみると350gよりもほんのわずかに重い354gという結果になったが、それほど大きな差はない。やはり7型クラスのタブレットとしては標準的な重さで、実際に片手で長時間使っていても疲れを感じる場面は少ない。

液晶ディスプレイのサイズは7型で解像度は1,200×800ドット。最近は7型で1,920×1,200ドットのモデルが多くなってきたことを考えると、個人的には解像度がやや低い気がする。1画面あたりの情報量が少なくなってしまうのだが、一方で文字が大きくて見やすいというメリットがあるので、一概にどちらが優れているとは言いがたい。HP Slate7 ExtremeでWebページを閲覧していても、1画面に表示される情報量は十分だろう。

重量を計測してみたところ、実測で354gだった

液晶ディスプレイのサイズは7型で、解像度は1200×800ドット。IPS液晶で視野角が広く発色に優れているが、試用機ではやや青みがかっているように見えた

用意されているインタフェースはmicroUSB端子、microHDMI端子、メモリカードリーダ(microSD/SDHC/SDXC対応)、ヘッドホン端子など。通信機能としてはIEEE802.11b/g/nの無線LANとBluetooth 3.0に対応している。

ユニークなのは、本体前面にステレオスピーカーと本体側面にバスレフポートが用意されている点。液晶ディスプレイの両脇からサウンドが流れるため、音がこもることなくクリアに聞こえる。またバスレフポートによって低音が強調され、従来のタブレットにはない迫力のあるサウンドを楽しめた。バスレフポートは下部側面のみに用意されているが、上部側面のUSBポートもバスレフポートとして機能するよう設計されているという。

右側面にはインタフェース類は用意されていない

左側面にはメモリカードスロットと音量調節ボタンを配置

本体上部側面。左からmicroUSB端子、microHDMI端子、ヘッドホン端子、電源ボタンと並ぶ

本体下部にはスタイラスペンが収納されている。中央のスリットはサウンドの低音を強調するバスレフポート

フロントの上下にスピーカーを配置。音に広がりがあり、バスレフポートの影響もあってサウンドの迫力はなかなかもの

背面の上下には、アクセサリ向けと思われる磁石が仕込まれていた

付属のACアダプタ。重量は実測で74g