RW-16G1とBIG PADは、ミーティング支援ソフト「タッチディスプレイリンク」により互いの画面を共有することができる。一方のディスプレイに手書きした文字や図形は、タイムラグなしに他方のディスプレイに表示される仕様だ。またタブレットに保存しているデータをBIG PADに送り、全員で情報を共有することもできる。寺川氏は「これらの特長を活かせば、いつでもすぐにミーティングでき、どこでもすぐにコラボレーションでき、だれとでもすぐにつながることができる」と強調した。
寺川氏は「現在、多くの企業においてワークプレイスとワークスタイルが変化しつつある」と指摘する。座席を固定しない「オフィスのフリーアドレス化」、モバイル端末による「スマートデバイスの業務活用」、そして「システムやデータのクラウド移行」などをその好例として挙げる。そうした企業に対し「社内外を自由に移動でき、最適な機器を使って最適な場所で業務できる」RW-16G1とBIG PADをアピールしていきたい考えだ。
ここ数年来、ディスプレイ一体型タイプの「インタラクティブホワイトボード市場」が伸長しているという。シャープでは2012年に第1世代BIG PADを発表し、同市場において国内シェア1位を獲得した。今回発表した第2世代BIG PADで、さらなるシェア拡大を目指している。