今やノートPCでもタッチ画面対応は当たり前の時代になりつつある。しかし日本ヒューレット・パッカードは、手の動きをとらえる3Dモーションコントロールデバイス「Leap Motion」をノートPCにビルトインしてしまった。それが今回レビューする「HP ENVY17 Leap Motion SE(Special Edition)」(以下、ENVY17 LMSE)だ。
ちなみにこの「Leap Motion」、BBソフトサービスが日本における総代理店契約を1月9日に発表しており、コントローラ単独でも日本で買えるようになった。Amazon.co.jpでは9,800円だ。
ベースになっているノートPC自体も「Intel Core i7-4702MQ」に「NVIDIA GeForce GT 750M」、そして17.3インチのフルHD液晶(無論10点マルチタッチ対応)と、Leap Motionを抜きにしても十分魅力的なものを備えている。今回はモーションコントロールの使い勝手も含めて、この製品の使用感をレビューしてみたい。
パームレスト部に「Leap Motion Controller」を内蔵した17インチノート「HP ENVY17-j10 Leap Motion Special Edition」。日本HPの直販サイト「HP Directolus」専用モデルで、最小構成価格は129,990円だ(2014年1月11日時点) |
■試用機の主な仕様 [製品名] HP ENVY17 Leap Motion SE [CPU] Intel Core i7-4702MQ(2.2GHz) [メモリ] PC3L-12800 4GB(4GB×1、最大16GB) [ストレージ] 500GB SATA HDD [光学ドライブ] DVDスーパーマルチドライブ [グラフィックス] NVIDIA GeForce GT 750M 4GB [ディスプレイ] 17.3型フルHD(1,920×1,080ドット、光沢、10点マルチタッチ) [OS] Windows 8.1 64bit版 [本体サイズ/重量] W416×D274×H29.4~36.4mm/約3.25kg [直販価格] 上記構成で129,990円(2014年1月11日時点)