また、滅多なことでは数字を口にしないという孫氏が、自ら2013年度国内営業利益1兆円以上(国際会計基準)になるとの見通しを語った。純増シェア、基地局数、CM好感度、営業利益、すべてにおいてNTTドコモを超え、真に国内No.1へと「有言実行」を果たす勢いだ。「我々において、日本国内でのNo.1は通過点に過ぎない。目指すはあくまでもモバイルインターネットの世界においてNo.1にならねばならない」と孫氏は締めくくった。
ここまでの躍進をみると、「つながりやすさNo.1」という有言実行、そしてボーダフォン買収時には考えられなかった「NTTドコモを超える」という想いを実現させようとしているその姿は、単に偶然などではなく、言わば“孫マインド”が定着し企業マインドが育まれた結果なのかもしれない。
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