国内の通信事業に目を向けると、ボーダフォンであった2005年には17万だった純増数が飛躍的に増加。一時右肩を下げるものの2010年度より約350万をコンスタントに叩き出すなど強さを見せつけている。

しかも、グループ全体で見れば436万と圧倒的な数字で、日米通信事業者においてもAT&Tを凌ぎベライゾンに迫る第2位と好調ぶりを示す結果となった。累計契約数も順調に推移しており、米国Sprint社の買収が成功裏に終わった暁には9,710万と9,893万のベライゾンに迫るという。この数字からも「10年以内にNTTドコモを超える」という言葉は、ある種「もう超えている」とも言えるのかもしれない。また、2013年度第2四半期よりウィルコムを連結子会社化する予定とも明かした。

年間純増数

緑の“春色”のネクタイが似合う孫氏

純増数はグループ3社合わせるとダントツのNo.1

その数字は日米でみてもベライゾンに次ぐ第二位

国内の累計契約数も順調に伸びを示している

米Sprint社がグループに加われば米ベライゾンに迫る勢い。もはやNTTドコモは比する相手ではない

モバイル通信料売上も順調に推移

モバイル通信料売上増減率で日米No.1に

会場には英語でのプレゼンテーションボードも用意されていた

先に触れた50%のモバイルEBITDAマージンは世界でもNo.1

モバイル営業利益は9%増

モバイルEBITDA増減率は14%増と世界No.1

2013年度第2四半期よりウィルコムを連結子会社化の予定