また、「今年度は“スマートライフのパートナーへ”というテーマに取り組み、企業としての生き方ではなく“お客さまにとってどのような価値を提供できるか”を考えている」と加藤氏。構造改革による経営基盤の強化を図り、デバイス、ネットワーク、サービスの拡充を行い、基本要素の磨き直しによってユーザー基盤の更なる拡大を目指すモバイル領域、クラウドサービス及び新たな収益源の拡大を図る新領域の確立によって、「スマートライフのパートナー」を目指すというわけだ。

2103年度注力するという「スマートライフのパートナーへ」というテーマについて述べる加藤氏

2013年度 事業運営方針スライド

デバイスに関しては、「最先端・安心・使いやすい」の観点で商品力を強化する一方、ラインナップの絞り込みによって主力機種へリソースを集中。2013年夏モデルについて、更なる商品力・訴求力の徹底強化を行っていくという。

ネットワークに関しては“つながる、使えるLTE「Xi」”として、Xi基地局数目標を1年前倒しし倍増(2014年3月時点で50,000局)させると述べるとともに、今年度いち早く150Mbpsのサービス提供を開始したいと述べた。