NTTドコモは26日、都内で2012年度決算及び2013年度取り組みについて発表を行った。発表会では、決算の内訳を解説するとともに、2013年度は「スマートライフのパートナーへ」をテーマに取り組んでいくという。今期の目標数値、ドコモが掲げるテーマの具体的な内容についてリポートする。
NTTドコモ代表取締役社長の加藤薫氏の説明によれば、前年比増収・営業減益となり、スマートフォン・Xi顧客基盤が大幅に拡大したと述べ、営業収益は4兆4,701億円で前年度比5.4%増、営業利益は8,372億円で同4.3%減、当期純利益は4,956億円で同6.8%増と報告した。
決算のポイントとしては、パケット収入が1兆8,939億円と同6.1%増、総販売数においては2,355万台と苦戦が続くとされる同社において同6.6%増を記録しており、なかでもスマートフォンの販売台数において1,329万台と前年に比べ同50.7%増と大きな伸びを見せた。また、Xi契約数においても約5倍となる1,157万を記録となっており、パケット収入の下支えとなっているのは想像に難くない。