2007年2月にTVアニメ『ひだまりスケッチ』のED主題歌「芽生えドライブ」でデビューし、今年デビュー5周年を迎えるmarbleが、ベストアルバム『風道花うた』を2012年6月6日にリリースする。価格は3,000円。
「ひだまりスケッチ」シリーズの楽曲をはじめ、TVアニメ『初恋限定。』やTVアニメ『ましろ色シンフォニー ~The color of Lovers~』など数多くの主題歌を担当。今回リリースされるベストアルバム「風道花うた」には、おなじみの楽曲はもちろん、シングルのカップリングやアルバム収録曲など、バラエティに富んだ選曲で、marbleの5年間がまとめられている。そこで今回は、アルバム発売にあわせて、marbleのmiccoと菊池達也の2人が語ったメッセージを紹介しよう。
marbleが語るベストアルバム『風道花うた』
――デビュー5周年を記念したベストアルバムがリリースされますが、5周年ということに対する感想はありますか?
菊池達也「あっという間の5周年ですね」
micco「リリースが多かったこともあって、本当にあっという間に過ぎていった5年間でした」
――気が付いたら5年経っていたという感じでしょうか?
micco「本当に気が付いたら5年ですね。4周年のときも、ファンの方に『4周年ですね』って言われて、『あ、そうか』と思ったぐらいで、本当に周りの方に言われてやっと気付くといった感じです」
――5周年といってもあくまでもメジャーデビューしてからですからね
菊池「そうそう。あくまでもメジャーデビューしてから5年なんです。ただ、このアルバムを作るとき、選曲のためにデビューしてからの曲をすべて聴かなければならなかったのですが、その量をみたときに、意外と頑張っていたんだなって思いました(笑)」
――今回のアルバムでは、たくさんの曲の中から15曲を選ばれたわけですが、選曲はやはり大変でしたか?
菊池「最初はムリだと思いました(笑)」
――どうして2枚組じゃないんだ、みたいな
micco「本当に2枚にしてほしかったです(笑)」
菊池「シングル曲をいれたら、それでほぼほぼ埋まってしまうわけですよ。でも、それだけだと自分たちを表現することができないので、そこをどのようにまとめるか……けっこう悩みました。全部で90曲を超える曲数だったので、そこからアルバム1枚分を選ぶというのはなかなかに難しかったです」
――2枚組でも足らないボリュームですよね
菊池「シングル曲はシングル曲でまとめて、それ以外のカップリングやアルバム曲を別にまとめられたらよかったんですけど、それもなかなか難しくて(笑)。でも、最終的には、自分たちらしい選曲ができたと思います」
――選曲する際に何か基準のようなものは設けましたか?
菊池「やはり最初はシングルを中心に考えていたんですよ。でも、先ほども言いましたが、それだと自分たちの音楽すべてを表現することができない。なので、気持ち的にも音楽的にも、いろいろな意味で、自分たちの起点になったような曲を選らんでいます」
micco「いろいろな流れの中での起点になる曲を中心に選んでいます。なので、大事な曲なのに入れられなかった曲もたくさんあります」
菊池「そのあたりはかなり悩みましたが、結果としては自信を持っておすすめできる15曲になっていると思います」