サイズが大きい場合は、Snagitの「画像」タブ、「サイズの変更」から縮小する。ここでは表紙よりも小さくなるように設定している。リサイズしたあとは「送信」の「プロファイルの終了」をおし、XMindに戻り挿入場所に貼り付ける(図30/31)
挿入した画像にはハイパーリンクをつけておくと、後々読み返したときにクリックひとつでWebサイトへ飛ぶことができる。XMind上でトピックを右クリックして、「ハイパーリンク」を選択。スペースに参照元のURLを入れておけば、表示される地球のマークをクリックした際にXMind内部のブラウザが起動して表示してくれる(図32/33/34/35)。
作成したデータはほかのソフト同様に、ファイルメニューから保存するとよい。xmind形式で保存する。文字だけのマインドマッピングと比較して図や写真が入るマインドマッピングは、より心に留まることが実際にやってみるとよくわかる。Webからキャプチャした画像などももちろんだが、図形など本の中に出てくるものをペイントなどで作成し、これもSnagitを使った同様の手順(クリップボード送信)で簡単にXMindのトピックの中に挿入できる。マインドマッピングの作成と再びこれを見返した時に読んだ本が鮮明によみがえる。十分に楽しい知的生産活動といえるだろう。
Snagitは、マインドマッピングとの連携も視野においてある。それを示すかのようにマインドマッピングソフト「MindManager」に直接キャプチャ画像を転送する仕組みも備えてある。「MindManager」はマインドマッピングの図を作成するだけでなく、会社の組織図や作業工程図など、様々な図を作成することができる。Microsoft Office製品との連携機能にもすぐれる有料ソフトだ。Snagitでアクセサリやプロファイルの設定をしておくことで、キャプチャ画像をMindManagerの中のどのトピックとして送信するかも設定できるようになる。企画やプレゼンテーションなどの業務ワークフローにおいてさらに効率的な連携も可能になる。