書名を中心にトピックを作成
中央の「中心トピック」にテーマとなる題材。読書感想文であれば、本のタイトル。アイデアの拡張であれば、その核となる題材という具合だ。ここでは、読書の題材として野口悠紀雄氏の「「超」整理法 - 情報検索と発想の新システム」(中公新書)をトピックに据えて、サブトピックに章や節レベルをならべることでツリー状の構造を構築。これにサマリーやメモ、感想を加えていくことでひとつのマインドマッピングを完成させるという設定で進めてみる。
まず、キャンバスをクリックして[Enter]キーを入力してみよう。すると「中心トピック」を核に枝のように「主トピック」が作成される。主トピックは、[Enter]キーを入力するだけで番号を振られた形でいくらでも作成される。 次は、作成された「主トピック1」を選択して、[Insert]キーを入力してみよう。主トピックの下に「サブトピック」が作成される。さらに[Insert]キーを入力すると「サブトピック」の下にさらに「サブトピック」が作成される(図15)。このように[Insert]キーを入力することによって一段深いサブトピックを作成できる。
今度は、もう一度「主トピック1」を選択して、もう一度[Insert]キーを入力してみよう。今度は、「主トピック1」を中心に新しいサブトピック「サブトピック2」が作成される。このようなやり方でトピックにたくさんのサブトピックを作成することができる(図16/17)。
画面右側には、作成したトピックがアウトライン表示されているので、テキストベースで確認することも可能だ(図18)。ここまで書籍の章立てベースにトピックを配置してみた。
あとは各トピックに読者の感想やまとめを入れていく。ここでは注釈ツールを使って感想なりを入力してみよう。各トピックを右クリックで表示されるメニューから「注」を選択すると、まとまった文字を入力できる(図19/20/)。
表示メニューの「注」を選択すると、画面底部に注で記入した文章も表示されるので、トピックをクリックするごとに記載したメモを確認できる(図21)。「注」を表示させておくと、トピックをクリックして底部の白紙の状態の「注」に文章を挿入できるので、さらに効率的な執筆も可能だ(図22)。