スクリーンキャプチャソフトSnagitとの連携
さて、ここまで記すだけでずいぶん本の内容が明確に頭にたたき込まれる。マインドマッピングのツリー図を引いてみるだけで、構造がビジュアルで、右脳を使ったイメージとして把握できることを実感する。さらに広げた使い方としてキャプチャーソフトと連携してみよう。先述のように、キャプチャーソフトは、モニタ上に映し出されるすべてのものを画像として素早く取り込むことができる。マインドマッピングの各項目に文字だけではなく、画像を付加させることでさらなる情報の追加が可能になるのだ。
基本的な連携方法は、Snagitでキャプチャした画像をXMindに貼り付ける形になる。それでは具体的に見ていこう。まず、Snagitを起動する。中央のプロファイルウィンドウから[オールインワン]を選択する。下段の[プロファイル設定]の中から[クリップボード]を選択する(図22)。
後は、通常のキャプチャを行う(図23)。そして、Snagitエディタが起動するので画像の編集が必要な場合はこの時点で行おう。作業が済んだらツールバー中央の[プロファイルの終了]ボタンをクリックする。ツールバー下に「キャプチャをプロファイル出力に正しく送信しました」と表示されたら作業完了だ(図24)。
次は、画面をXMindに切り替える。キャプチャ画像を貼り付けたいトピックを選択して、[Ctrl]+[v]キーを入力するか、トップメニューから[編集]→[貼り付け]を選択する(図25)。
作業が完了するとトピックにキャプチャした画像が貼り付けれる(図26)。このように簡単にXMindにキャプチャ画像を貼り付けることができる。
さてここまでは、読書感想文というテーマで「超」整理法を題材にツリーを作ってみた。本の表紙と本書序章の中で過去の整理法からのコペルニクス的な発想の転換として象徴的に用いられる節「アリアドネの糸」に関してWeb上から画像をキャプチャしてみる(図27/28)。
次に、本書序章の中で時間軸というこの本の中の大きなテーマを「アリアドネの糸」という象徴的な比喩を持って解説する部分にWikipediaの中の「アリアドネー」の項目のスナップショットを挿入してみる(図29)。