3DMark Vantage v1.1.0(グラフ20~21)

FutureMark
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さて問題はここからである。AMD FXがゲームでのExperienceの改善を謳っている以上、3D性能はある程度重視せざるをえない。ということでまずは3DMark VantageをPerformance Profile(グラフ20)とExtreme Profile(グラフ21)で比較してみた。今回の場合、グラフィックスカードがGeForce GTX 580の関係でCPU TestにPhysXが自動的に動いてしまうためか、CPU Testの結果を見るとどちらのProfileでもAMD系がCore i5/i7に大差をつけられる結果になってしまった。ただ問題はそれよりもGraphics Testの結果で、今回は同じGPUを使っているから、ここで差が付くのは要するにCPU側がコマンド発行のボトルネックになっているという事になる。結果を見ると、特にPerformance Profileでは明確に、

Core i5-2500K > Core i7-2600K > Phenom II X6 1100T > FX-8150

という傾向が見て取れており、ちょっとこのままではゲーム系のExperienceを謳うのは難しいのでは? という気がする。