テレビ機能の充実ぶりを中心に紹介してきた「LaVie M LM570/ES」だが、モバイルPCとしても完成度は高い。天板には、同社製品ではおなじみのキズが付きにくいスクラッチリペア加工が施されており、カバンなどに放り込んで持ち歩いても安心。バッテリ駆動時間はカタログ値で約8.2時間を確保しており、2時間もののテレビ番組を視聴してもバッテリ残量は十分に残っており、スタミナ面でも心配はない。ちなみに6月20日より、同社の製品紹介サイト「121ware.com」で「ピークシフト設定ツール」というものが配布されており、電力消費のピーク時間帯の節電が行える。
また、同社が独自に開発したリモートコントロールシステム「Lui」も利用可能だ。このLuiはインターネット経由でパソコンを操作できるシステムで、外出先のPCから自宅にあるPCを操作できるというもの。「リモートスクリーン」機能により、あらかじめ双方のマシンにツールをインストールしておくことで、直感的にリモート操作を行えるのが魅力だ。この機能を利用すると、重い処理は自宅のデスクトップPCで実行して、作成したデータだけを本製品にコピーするといった使い方もできるので、パフォーマンスが必要な作業にも対処できるのがうれしい。
ところでこの「LaVie M LM570/ES」は量販店などで販売される店頭モデルだが、NECのオンラインショッピングサイトNEC Directで「LaVie G タイプM」カスタマイズすることによって同等の仕様のPCを購入することができる。その場合は、Microsoft Officeなしの場合で128,415円、Microsoft Office Personal 2010をインストールした構成で148,365円となる。しかも8月25日まで実施されている「サマーセール」では、アンケートに回答することにより製品価格が22%オフになるクーポンを入手できる。このクーポンを利用すれば先のMicrosoft Officeなしの構成ならば100,000円強で購入できるので、安価にワイヤレスTV付きのモバイルテレビ環境を入手したい人にはチャンスだ。
量販店モデルの「LaVie M LM570/ES」も、オンライン販売の「LaVie G タイプM」も、モバイルユースに最適なデザイン・仕様に充実のテレビ機能を搭載している。モバイル性能もテレビ機能もほしいというよくばりなユーザーにも、家庭内の移動可能なサブテレビがほしいユーザーにもおすすめしたいPCだ。
LaVie M LM570/ES | |
Intel Core i3-380UM(1.33GHz) | |
Mobile Intel HM55 Express | |
Intel HD Graphics(CPU内蔵) | |
4GB | |
約640GB | |
DVDスーパーマルチドライブ | |
13.3型ワイド液晶(1,366×768ドット) | |
IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN | |
W330×D223×30.5mm、約1.88kg | |
リチウムイオン、約8.2時間 | |
地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル放送対応、「ひかりTV」サービス対応、ワイヤレスTVデジタル | |
Windows 7 Home Premium SP1 64bit版 | |
145,000円前後 |