続いて、ワイヤレスTVデジタルユニットから配信される番組を視聴するためのテレビ視聴・録画ソフトをチェックしよう。テレビの視聴・録画には、同社のPCではおなじみの「SmartVision」を搭載している。

SmartVisionの基本画面。アプリケーションを起動すると、映像をメリハリのある色合いに画質を補正する「彩りプラス」機能も効果を発揮。彩りプラスはアプリケーションごとに設定が可能で、利用シーンに合わせて最適な映像を楽しめる

この「SmartVision」が、じつに多機能。高機能な動画編集ソフトやデジタルレコーダーの最上位モデルをも凌ぐ機能を備えている。ちなみにこのソフトは表示モードとして全画面表示の「フルスクリーン」、必要最低限のUIを用意した「スリム」、ひと通りの操作ができる「ノーマル」、録画編集などの機能もシームレスに利用できる「アドバンスト」の4モードを用意しており、状況に応じて使い分けられる。

地デジの電子番組表を表示してみたところ。ジャンルごとに色分けされており、番組が区別しやすい。ジャンルの色分けは、ユーザーが好みの色を設定可能だ

まず、注目したいのは電子番組表機能だ。番組はジャンルごとに色分けされ、わかりやすさを重視したデザインを採用している。また、地デジ・BS・110度CSはタブで切り替える方式なのだが、異なる放送波から必要なチャンネルだけをピックアップしてまとめて表示する「マイ番組表」を設定可能。観たいチャンネルをまとめてチェックできるのは、使ってみるとかなり便利だ。

放送波の枠を超えて、好みのチャンネルまとめられる「マイ番組表」。番組内容をチェックするのにいちいち放送波を切り替える必要がなく、快適にテレビを視聴できる