最新タブレット端末XOOMが早くも登場へ

「もう1つのワクワク感」をもたらす端末として田中社長が紹介したのが、タブレット端末向けの最新OSであるAndroid 3.0(Honeycomb)を搭載したMotorola Mobility製の「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M」だ。10.1インチ液晶、デュアルコアのNVIDIA Tegra 2を搭載し、ハイパフォーマンスが特徴の端末だ。田中社長は、すでにXOOMを利用しており、自宅で利用している5台のPCに加え、「6台目のPC」(田中社長)として仕事や映像の閲覧などで活躍しているそうだ。

XOOM Wi-Fi。基本的なUIはHoneycomb標準のもの

本体背面。カメラも搭載する

本体下部にはUSBとHDMI端子。側面にはボリュームスイッチ

大画面のため、ブラウザやマップの視認性も非常に高い

田中社長は、昨年のスマートフォンブームに続いて、今年はタブレットが流行すると話し、国内でも2011年で200万台規模、15年には800万台規模にまで達するという予測を示す。

タブレット端末の国内需要予測

その需要に対応するため、ハイエンドユーザー向けにXOOMを発売する。XOOM自体は今年1月に発表されたばかりの端末で、「いち早く日本に持ち込みたいと、短期間で今日(の発表)にいたった」と、急ピッチで端末のリリースに持ち込んだ点を強調する。

Motorola MobilityのInternational Distribution Markets部門のVice PresidentでGeneral ManagerであるSpiros Nikolakopulos氏は、「真の意味で革新的な端末であり、タブレットのあるべき姿」と紹介。快適な操作性とパフォーマンスをアピールする。