せっかく写真を撮ったのに、1度か2度見ただけでパソコンの中に眠らせておくのはあまりにももったいない。しかし、「写真を使って何かを表現しよう」という気にさせるソフトは意外に少ないものだ。
新しいバージョンのiPhotoを使用して感心したのは、単に写真を閲覧するだけでなく、写真をいかに楽しむかというところまできっちり考えてつくり込まれているところ。しかも、デザインの知識や経験がなくても、テンプレートやテーマを選んでいくだけで、簡単にオリジナリティの高いフォトブックやカードを作成することができる。
このような「見るだけでなくつくって楽しむ」という考え方は、ほかのiLifeのソフトにも共通するコンセプトだ。そこで次回は、動画と音楽をつくって楽しめる「iMovie」と「GarageBand」について、新機能を中心に紹介していこう。
iLife'11 | |
Intelプロセッサを搭載したMac。1GBの実装メモリ、約5GBのハードディスク空き容量、DVDドライブ(インストール用)、解像度1,280×768ドット以上のディスプレイ、Mac OS X v10.6.3以降。GarageBandで「演奏方法を学ぶ」を利用するにはデュアルコア以上のIntelプロセッサを搭載したMacが必要 | |
4,800円 |