ここまで見たように、EP-803Aに対して「EP-903A」が優位にあるのはADFと自動両面ユニット、3.5型タッチパネル式カラー液晶という3点。印刷品質はEP-803Aでも同等、"カンタンLEDナビ"はもうワンランク下のEP-703A以上で採用されている共通UIとなるので、この3点をどこまで重視するかがこの製品の価値を決めるといえるだろう。個人的には、パソコンと接続してのプリンタ利用がメインならばEP-803Aでもよさそうだが、リビングでの利用については本機に軍配を上げたい。とくに、紙の書類や資料のスキャン・コピーを頻繁に行うという方ならば、迷うことなくこの「EP-903A」を選んでよいだろう。
■試用機の仕様 | |
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EP-903A | |
インクジェット(MACH方式) | |
6色独立(染料) | |
最高5,760×1,440dpi | |
最高4,800×4,800dpi(CIS) | |
A4 | |
466(W)×458(D)×198(H)mm/約11.2kg(いずれも自動両面ユニット装着時) | |
インクタンク一式、セットアップCD-ROM、使用説明書一式、CD-Rトレイ | |
40,000円前後 |